フリーズドライになった生地とソースに、キャベツと水を加えて焼くだけで、ご家庭で簡単にもんじゃ焼きが楽しめる『ポイッともんじゃ』。

広島県に本社を置き、鉄板粉ものに惜しみなく情熱を注ぐ、オタフクソース社が2025年3月に発売した商品です。

そんな『ポイッともんじゃ』の秘密を紐解くため、商品を開発された、お好みフーズ株式会社（※）フーズ企画課の三戸景世さんにお話を伺いました！

※お好みフーズ社はオタフクソースのグループ会社です。

鉄板粉ものへの飽く無き探求心

「きっかけとなったのは、これまでにも当社に寄せられていた『鉄板粉ものメニューは、準備と片付けが面倒だ』という生活者の方からのお声でした」と三戸さん。

この問題を解決すべく、簡単・手軽を掲げて粉ものの新商品を検討する中で、フリーズドライに目を付け、構想3年、開発期間1年の末に『ポイッともんじゃ』が完成。

もんじゃ焼きがフリーズドライになったことで、粉を混ぜたり、後片付をしたりする手間も減り、ご家庭ではもちろんのこと、「キャンプで手軽にもんじゃ焼きが楽しめる」と、アウトドアシーンでも活用されている投稿をSNSなどで見かけるそうです。

用意するものは、キャベツ130g程度、水160ml、サラダ油小さじ1/2。弱めの中火で熱したフライパンまたはホットプレートに、サラダ油、カットしたキャベツ、本品を入れ、水を上から本品にかかるように注ぎます。

溶け残りがないように全体をしっかり混ぜてください。生地にとろみが出てきたら、うすく広げて8分程度焼いてお召し上がりください。

外側の生地が乾いてきたら、おこげができている目安です。

味のバリエーションは『えび』と『牛すじ』

試作の段階で様々なトッピングを試した結果、定番の「えび」と、もんじゃ焼きの人気トッピング「牛すじ」の2種類に決定。

「えび」は、焼いた時に香ばしいえびの香りが立ち上るのが特徴です。一方「牛すじ」は、味付けをした牛すじが、生地の甘旨さをより引き立てる、うれしい相乗効果の一品となりました。

「どちらも老若男女問わず、食べやすく、自由にアレンジしやすい味付けになっています」と三戸さん。

社員の皆さんに教わるアレンジレシピ

ここで社員の皆さんに人気のアレンジレシピを三戸さんにお聞きいたしました！

ポイッともんじゃ「えび」で『REDもんじゃ』

●材料（1袋分）
ポイッともんじゃ（えび）…1袋
トマトジュース…200ml
キャベツ（粗みじん切り）…130g
サラダ油…小さじ1/2
トマト（乱切り）…1/2個
チーズ（ピザ用）…50g

●作り方
（1）弱めの中火で熱したフライパンまたはホットプレートにサラダ油をひく。
（2）キャベツ、トマトを加えて軽く炒め、土手を作る。土手の真ん中にポイッともんじゃ（えび）を入れ、上からトマトジュースを注ぐ。
（3）土手の中で本品を溶かしたら、全体をしっかり混ぜる。生地にとろみが出てきたら、薄く広げて8分程度焼く。
（4）おこげができたら、チーズをかけて完成。

ポイッともんじゃ「牛すじ」で『グラタン風もんじゃ』

●材料（1袋分）
ポイッともんじゃ（牛すじ）…1袋
牛乳…160ml
キャベツ（粗みじん切り）…130g
サラダ油…小さじ1/2
ご飯…50g
チーズ（ピザ用）…30g
バター…10g

●作り方
（1）弱めの中火で熱したフライパンまたはホットプレートにサラダ油をひく。
（2）キャベツ、ご飯を加えて軽く炒め、土手を作る。土手の真ん中にポイッともんじゃ（牛すじ）を入れ、上から牛乳を注ぐ。
（3）土手の中で本品を溶かしたら、全体をしっかり混ぜる。生地にとろみが出てきたら、薄く広げて８分程度焼く。
（4）おこげができたら、チーズ、バターを乗せて完成。

そのほかのレシピはこちらから！

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