「メンチカツ」と「ミンチカツ」は同じもの!?
始まりは「メンチカツ」の誕生から。
東京のとある有名洋食店の店主が、ポークカツレツの挽き肉バージョンを考案。
そこで外国人のお客さんに「挽き肉」の英語名を聞いたところ、「Mince meat(ミンスミート)」と返答されました。
しかし!店主が「メンチミート」と聞き間違え、そのまま「メンチカツ」として命名されたのが始まりだそうです。
その後、「挽き肉」のことを「メンチ」とまで呼ぶようになるくらい大人気メニューに!
しかし、当時流行していた言葉や外来語などをまとめたある辞典で、「挽き肉」を本来の「Mince meat(ミンスミート)」の発音に近い「ミンチ(和製英語)」と改められ、「挽き肉」は「メンチ」から「ミンチ」として、再認知されるようになりました。
メンチカツとミンチカツは別物だった!?
お次は「ミンチカツ」の誕生秘話。
こちらは諸説あります。
最も多く言われている説としては・・・
東京から伝わったミートボールを、神戸市の精肉店がアレンジして作られたのですが、見た目が「メンチカツ」と似ているので区別するために、世間に「挽き肉=ミンチ」と認知されてきた「ミンチ」の名を付け、「ミンチカツ」と命名されたという説です。
関西は牛肉文化なので、この時作られたミンチカツは、牛肉の挽き肉のみを使用されていたと言われています。
その後一般的には、牛肉や豚肉の合い挽き肉と玉ねぎなどと一緒にまとめ揚げたものを「メンチカツ」、牛肉の挽き肉と玉ねぎなどと一緒にまとめ揚げたものを「ミンチカツ」と、呼ばれるようになったと言われています。
そう!「メンチカツ」と「ミンチカツ」は、使用するお肉が違うものだったのです!
※使用するお肉の種類に関係なく「メンチカツ」「ミンチカツ」と言われている場合もあります。
串に刺して食べやすく♪豚メンチ串をご紹介!
今回は、豚肉の挽き肉で作る「メンチ」を、上級食育アドバイザーの資格を持つ、料理ブロガー・ダーリンのつまさんから教わります!
*ダーリンのつまさんは、上級食育アドバイザー/アメーバブログ公式トップブロガー。
ダーリン(旦那)さんのために作るおうちレシピがテーマのブログを毎日更新中です。
食べやすい!豚メンチ串
豚肉の挽き肉と玉ねぎで作る豚メンチ串!
具だねを串に刺して揚げ、串カツのようにパクッと食べやすいように作られました♪
つまさんおすすめの食べ方は、生ピーマンの上にメンチ串をのせて・・・
串を抜き、ピーマンと一緒に食べる!
生のピーマンが苦手な方でも、この食べ方だと驚くほどおいしくいただけるそうです!
ぜひ試してみてくださいね♪
*レシピはこちら
レシピで使用した
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